高くも安くもない (2013年8月)
世界中に蔓延してきているスマホやパッド。当たり前だが、毎日持ち歩いているけれど頻繁に充電はしなくてはならない。家に帰れば帰ったで全ての家電が電気で動いている。冷蔵庫、洗濯機、テレビ、電球、コンピューター、何から何まで電気が主役。
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| シンボルSky Towerも、高速道路に乗る為の信号機だって、夜景を美しく見せるのだって電気 | ||
それらの電気を作っているのが発電所だ。ニュージーランドには原子力発電所は無いが(ニュージーランド国民の全員が核アレルギー)火力発電、地熱発電、風力発電、そして水力発電所などがある。
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| 雪-が解けて♪ 湖に注ぎこみ、水力発電となる。主に南島だが、北島は火力発電などがある | ||
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| 火山国ニュージーランドらしい地熱発電、まだまだ試験段階の風力や太陽光パネル発電も | ||
作られた電気は複数の電力販売業者に売られ、消費者はどの電力販売会社から電気を買うのか選択できる。過去の電力独占販売システムからの自由化だ。
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| 電気は発電所から中継所を経由して全国各地に送電される。北島・南島間は海底ケーブルにて | ||
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全国平均で消費者が支払う電気代は2011年度調べでは$0.2717/KW/Hour=1キロワット21円程度。この数字は決して高くはないが、先進諸国と比較すると安くもない。複数の電力販売業者がある割には消費者に中々メリットが届いていないのも事実。 現在、ニュージーランドでは野党勢力が電力販売業者を再度一つにまとめ、独占販売した方が消費者にメリットが行くと息巻いているが、結局のところ世界的に見れば複数の電力販売業者がいようと、独占販売システムであろうと、消費者が支払う料金には中々メリットが反映されないらしい。 |
| 家庭には上記モニタリング機器が設置され、電力メーターを見に来なくなったし、毎日の電力消費量をオンラインでチェックできる。 |
| 国名 | 料金 (kW/Hour) |
| 韓国 | $0.1120 |
| アメリカ | $0.1488 |
| イギリス | $0.2690 |
| ニュージーランド | $0.2717 |
| オーストラリア | $0.2900 |
| 日本 | $0.3298 |
| イタリア | $0.3525 |
| *各国の国内平均値 2011年度 | |
事実、電力が一番安い国はお隣の韓国で$0.112/KW/Hourだが独占販売式を採用しているし、一番高い国はイタリアで$0.3525/KW/Hourとなり、これまた独占販売式を採用している。結果的にどちらの電力販売方式でも消費者への低価格電力供給へは無関係という事になりそうだ。
1980年代には$0.1656/KW/Hourであったニュージーランドだが、電気代高騰の現実とさらなる電気消費機器が増え続け、一日中ダラダラとFacebookやTwitterなどをやっているところでは無くなってきたのか。毎日の更なる節電の努力をするのは正しい方向かも知れない。
ニュージーランドでロケすると太陽がふりそそぎ、光が十分すぎるくらい。電気系の照明が無くてもテレビ番組制作やコマーシャル制作が可能な計画をしているプロダクションは
locations@cubicfilm.co.nz まで連絡を。
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新着情報を作成しているコンピューターの電気も写真の送電線から送られている。
鉄柱が何かしら誇らしげな人間に見えてしまう。

