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大都市の電信柱からビルのあらゆる面に書き込まれた宣伝やポスター。東京、ニューヨーク、香港などの街の風景では当たり前になっている。夜には幾万ものネオンが輝き、いやいや、輝き溢れて本来の「目立つ電光板」アピール度は無いに等しい。それでもアピールしなくては商売にならないのだろう。
その点、ニュージーランド最大の大都市(?)オークランドでのアウトドアー宣伝・ビルボード宣伝はすっきり、くっきりなのだ。ごちゃごちゃしてないのである。自社ビルでさえ屋上に看板はむやみに立てれない。市役所に申請して、異議申し立てを受け付け、その上で許可が下りる。電信柱など張り紙ひとつありゃしない。その反動なのか、許可済みの屋外宣伝板のスペースには引き合いが多い。
昨年のニュージーランド全国での総宣伝料はNZ$21億ドル(約1590億円)だ。
裏通りなどは月額30万円前後で2x5メートル程度のが借りられる。高速道路脇の大型スペースは月額250万円くらいになる。事務所の賃貸料収入よりビル外壁広告スペースの収入が多いビルも珍しくない。アウトドアビルボードは大きいだけにデザインやインパクト、交通量の変化や、通行車両台数、歩行者数、などの種々の統計なども掲載料の基礎となる。
ニュージーランドの主要空港の回りは牧場に囲まれているが、着陸態勢に入ったジャンボ機の窓から見える超大スケールの絵を牧場に書いてみたい、
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