[キュービックフィルム] ニュージーランドのロケ テレビ 撮影 コマーシャル等映像制作プロダクション

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家が腐る?!!!

急激な人口増加と言う事は、人間が住む所も増えるはず。90年代から建築増加が目立ち始め、2000年に入ってからは加熱気味の状況だ。家を建てるには様々な規制があり、建築中も市役所検査官が頻繁に現場を訪れ図面をチェックする。彼の権限は非常に大きく、工事中止や、訂正命令、さらには指摘個所を是正しないと完成を認めない、完成認可が無いと例え自分の家でも売却は出来ない。

アパートが林立。 家が林立、屋根だけの風景も。 5年前は牧場だった。

そんなブームの中、2000年に入ってから大変なニュースが紙面を賑わす様になった。「雨漏り家」「腐りハウス」「崩れ行く家」などとタイトルのついた大ニュース。苦労して購入した家主が睡眠不足になってしまうほどの事件だ。問題の発端はブーム初期に戻る。建材の技術進歩、工事工程の簡素化などで建築基準が緩和され始めた頃が発端らしい。
それは雨漏りをする家なのだ。屋根からでなく、壁やベランダ、窓枠からの雨漏り。内壁にカビがでたのでチェックしたら壁の中はすでに腐り放題。ベランダのタイルが浮いてしまい治そうとしたら中が腐っていた。天井が雨漏りで膨らんできた等々。

ベランダの腐食。 柱の基礎。 内壁の内部は。

家主は腐食原因は規制緩和や建築工程の基準不備を理由に市役所、建材製造業者、建築検査官、工事責任者などを相手取り、損害賠償裁判を起こしている。なにしろ一軒の平均補修工事にかかる試算が30〜35,000ドルなのだ。それは年収よりも多い。
2002年11月に政府は防水ホーム規制法を施行、とたんに毎月100件以上の腐食クレームを受け付けるようになった。しかし、国が非を認め解決できた例は月平均12軒程度でしかない。2008年までの当法規制の運営費が5300万ドル、砂山の一握りでしかない。と言うのも、全国に4万件前後の家が今も腐り続けているからだ。その補修費用の総予算は5000億ドルとの試算も出ている。国家予算を揺るがす数字だ。

判決前に修理し始めたアパート。 外壁を総とっかえ。 現場は毎日大忙しだ。

修理しないと売れない、住めない。家主は補修工事、補償裁判費用、銀行ローン、保険料の増加、腐食による健康問題、家の寿命、そして何より心配事の多さに睡眠不足が続く。補修できず、家売れず、ローン払えず、個人破産なんて事になる人も。簡単に治して投売りした人もいるが、購入した人は可哀想だ。結局だれも、どうしようもなく、毎日を過ごしているのが現実だ。家が崩れ落ちない事を願いながら。保守党と野党の責任ぬぐいあいの様相も出てきている。早急に何とかしてあげたいものだ。

  

真冬のニュージーランドは雨が多い。その為かグリーンは一年で一番美しい。目にしみるグリーンを見たい方はlocations@cubicfilm.co.nzまで連絡を。

 

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