[キュービックフィルム] ニュージーランドのロケ テレビ 撮影 コマーシャル等映像制作プロダクション

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真夏に白い手袋だって

それにしても今年のニュージーランドの夏は暑い。100年来の記録的な暑さのみならず、 昼夜を問わない湿度の高さには我慢も限界が来ている。とにかく例年にない異常な夏。 やはり異常気象で世界は暖まって来てるのだろうか?我々にはそうでない事を願うしかない。

Vintage Car New Zealand Vintage Car New Zealand Vintage Car New Zealand
朝7時ともなると、ぞくぞくと磨きこまれた車がエレズリーレースコースに集結する

そんな真夏日のオークランド、大きな樫の木が作り出す木漏れ日の下、白い手袋をした 検査官(Judge)が新品同様に磨きこまれたクラッシクカーやビンテージカーの回りを うろうろしているではないか。彼らはその白い手袋をはめた手でタイヤの裏側を さすったり、エンジンの下をなでたり、40年以上も前の車の説明書をめくったりしている。 汚れなどが付くかチェックしているのである。

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優勝候補の1963年製ポルシェ356タイプCは当時の新品タイヤ、工具、説明書付だ
 
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これは70年以上も前のMGビンテージカー、検査官でも汚れや不備を見つけるのが難しい

これはIntermarque Concours d'Eleganceと称する大会での出来事。いわゆる車品評会で、 くちはてたボロ車をいかに新車当時の状態に戻すかを争う競技だ。錆び付いたボロ車をここまでに するには持ち主の想像を絶する努力が必要なのだ。新車当時の未使用状態の車積工具をそろえ、 クロームメッキされたパーツは鏡のように光り、車のボディーには指紋一つ無く、座席は まだ誰も座ったことが無いようなショールームに置いてあった頃の状態にしなくてはならない。 想像するように、それは5年や10年かかるのは当たり前で、15、20、30年もかかるのもまれではない。

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一台30分以上も徹底的な検査が続く。車体の下、ボンネットの裏、ネジ一本に至るまで
 
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頭を可能な限りボンネット奥に突っ込み汚れや間違いを探すのだが、そう簡単には見つからない

展示車の中には百万ドル以上もする車もある。なにしろ現在では部品も手に入らないので、 必要な部品は自分で一つ一つ作るしかないためにコストは天井知らず。
統計局によると、ニュージーランドには登録されている(車検上)クラッシックカーは 12000台にもなる。しかし、レストアー中の車や、小屋や倉庫に眠っているボロ車を入れれば さらに台数は増えるはず。いずれにせよ、人口比率でニュージーランドは世界一の クラッシックカー所有国であるのは間違いない。

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驚きのランチア・ストラトスだ。ビンテージカーもあるし、なにしろ車好きには最高の場だ

上の写真、ランチアをレストアーしたオーナーは、なんと25年もの歳月を費やしたそうだ。 彼は一生涯この車を手放すことはないのだろう。なにしろ車の横に立っているだけで満足げであった。

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超希少車1980年製ポルシェ924カレラGTだ。右ハンドルなので世界で数台だけのはずだ

38年間も続いている今回のクラッシクカーショー。もちろんニュージーランドで最大規模。 会場はとてつもなく広く、展示車台数が700台以上と聞けば納得。高級な新車もあれば 100年以上も前の車もあるし、単純に古いだけの車も沢山ある。多種類の理由は70もの カークラブが一同に集まり展示されるからだ。日本車を含めたほぼすべてのメーカーの車が 展示される。

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広い敷地内に700台だから混雑はない

 
とにかく車好きにはたまらない1日であった。あなたも白い手袋をして、クラシックカーを使ったドラマやコマーシャルの 撮影を計画しているなら locations@cubicfilm.co.nz  まで連絡を。

New Zealand Vintage Car Show

新車同様のクラシックカーに囲まれての生活は夢の中だけかもしれない。しかし、 世界でこれほどのんびりと、これだけの車を一同に見れる国はあるのだろうか?
「ある」 答えはもちろんニュージーランドだ!

All photos : Copyright 2011 by Yoshimi Sekikawa

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